伝統工芸みらいプロジェクトへの参画お知らせ

2015年11月1日

「和食」がユネスコの世界遺産に登録されて以降、ますます日本ブームが広がっています。特にフランスでは、2009年よりJapan Expoが開催され、2015年7月の開催では過去最高の24万人を超える来場者を記録しました。 日本を知ってもらう機会が増え、日本産品を販売する機会はあわせて増加しています。 一方で、2015年に内閣府が発表している「高齢社会白書」によると、2050年の総人口は8,674万人と9000万人をきり、全人口にしめる60歳以上47%と2人に1人が60歳以上という社会が目の前まできています。総人口が減少した場合、それが国内総生産(GDP)全体に対し減少方向に寄与することは間違いなく、かつ日本の地方産業においても域内での需要減少に伴う産業衰退が一層進むことが予想されます。 伝統工芸みらいプロジェクトは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(担当・岸博幸教授)の研究として、日本の伝統産業にデザインやデジタル技術を組み合わせ新しい発想で地方創生 を試みる本年よりスタートしたプロジェクトです。ピハナコンサルティングは、上記プロジェクトの理念に共感し、次世代の地方創生のあり方をともに考え、前述した問題解決に取り組んでいきます。 福井県の産品や食を紹介するキュレーションメディアを現在β版で運営中です。