CERANIS プロジェクト日本の陶磁器を世界へ

2019年7月16日



【課題】
全国の伝統工芸品は1984年(昭和59年)に生産額がピークとなり、バブル崩壊後の長い経済低迷や安価な海外製品の台頭、和から洋ライフスタイルの変化などによって生産額も年々減少し、現在はピーク時に比べ5分の1、2015年度においては約1,000億円程度の生産額になっている。全国の伝統工芸品のうち、最も生産高の高い産業は織物で年間約250億円、陶磁器の年間生産高は189億円と伝統的工芸品産業において3番目に大きな業種となっており、年間生産額のおよそ20%弱を占めている。特に陶磁器は、全国に約40産地程あり、陶磁器文化を知るうえで産地の違いについての理解がとても分かりづらい状況にあり、陶磁器文化発信方法について課題となっている。

【ソリューション】
日本の陶磁器の魅力をよりわかりやすく、触れやすくするため「Ceranis(セラニス)」プロジェクトを、2017年より産館学プロジェクトとして立ち上げた。同じデザインの陶磁器を厳選した国内各地の先鋭陶器作家・職人の方に制作をして頂き、各焼き物産地の土・釉薬・製法の特徴、地域それぞれにある自然を、同じスモールカップで表現して頂いた全国の陶器見本市をオンラインで日本国内、海外に向けて発信を行う。日本全国それぞれの地域にある魅力、土から生まれるその地域にしかないものづくり文化・食文化を発信し、地域への誘客を促し、産地自らが稼ぐ仕組みを作りを支援し、地域文化の継承を目指す。


Supermama Porcelain & Craft Festival 2017 展示風景